アシカ小屋

「ちょっとだけ興味のある人に対してわかりやすい話」を、心がけたいと思っております。 https://twitter.com/ykyk_hrhr

【メモ】卒業旅行でわかったこと交通編

サークルの卒業旅行(2/26~2/28@福岡・長崎)でわかったことのメモ。

 

LCC

ジェットスターで10人以上予約すると自動チェックインはできない

→おそらくWEBチェックインもできないのだろう。10人以上の団体がチェックインする場合は、係員が一人一人確認して直接航空券を発券するらしい。ただし、締切間際の場合はその限りではないらしく、復路では僕が13人分まとめてもらった。福岡空港のカウンターが手狭であることも理由だろうか。

 

・満席近くの予約がある場合、手荷物の無料預け入れをしてくれることもある

→復路にて。満席予約の場合、旅客がキャビンに持ち込んだ手荷物が収納スペースに入らないこともある。それを未然に防ぐため、今回は係員からそのような提案があった。しかし、締切間際であることから、十数人分の手荷物預け入れの手続きをしていると間に合わなくなる恐れがあるため、今回は断念。通常、手荷物を預ける場合数千円程度の手数料が取られる。

 

・座席指定をしていなくても、複数人予約の場合出来る限りまとまって座席が割り振られる

→往路及び復路で。ただし、追加予約等、予約タイミングが違えば当然座席はバラバラになる

 

鉄道編

・閑散期であれば、特急指定券の日時を間違えてもどうにかなる。

→博多~長崎の特急で。27日往路、28日復路で事前購入したはずが、26日往路、27日復路になっており、それに27日の出発間際になって気づいた。つまり、「26日往路を乗り過ごした」ということになる。「みどりの窓口」の係員に相談したところ、今回は手数料無料にて振り替えてくれた。ただし、座席はバラバラ。

恐らく、多客期であれば無理だったんだろうなあ。

 

家電・家具等在庫処分市

3月の引越しに伴い、以下の処分に困っております。

もし、欲しいという方いらっしゃればお声かけください。メール、ツイッター、FBなどで僕と連絡が取れる方でかつ、首都圏お住まいの方でお願いします。

いずれも、大学入学時に購入したものです。

・扇風機

・掃除機

・座イス

・炊飯器

・衣装ケース

・鍋、フライパン

・まな板

 

処分するにも金のかかる時代、基本的に無料にて譲渡いたします。運搬方法など細かいことは相談しましょう。

ゴー・アラウンド体験記

「ゴー・アラウンド(着陸復行)」というのを御存じでしょうか。

詳しくはwikipediaやらをご一読いただいたり、あるいはyoutubeやらで実際の動画をご覧いただくとよいのですが、簡単に言うと、「着陸しようとした航空機が何らかの危険回避のため、再び上昇して着陸を取りやめること」を指します。

 

着陸復行wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9D%80%E9%99%B8%E5%BE%A9%E8%A1%8C

ゴーアラウンドするジャンボ機の動画

https://www.youtube.com/watch?v=pL2wm3DJJKQ

 

これは操縦士の判断で行ったり、あるいは管制官の指示によるものだったりします。

 

 

実は先日、僕の乗っている便がゴー・アラウンドしたのです。

これまでに20往復弱飛行機に乗ってきましたが、初めての出来事です。

 

 

実家のある福岡から羽田へ向かうスターフライヤー46便は、航空路の混雑のため約15分遅れで福岡空港を出発。

飛行は概ね順調でしたが、当日の関東地方の天候は悪く、着陸態勢に入る房総半島上空で気流の乱れによる機体の大きな揺れがありました。

ゴーアラウンド自体初めての出来事でしたけども、今回のフライトの揺れも恐らく今までで一番大きかったんじゃないかと思います。キャビン内は静まり返っておりましたけども、隣のおじさん、飛行機乗り慣れている風ではありましたが、機体が大きく揺れるたびに体を強張らせてましたし。

 

そうこうしているうちに房総半島上空の厚い雲を抜け、東京湾上空に差し掛かりました。ILSにも乗っかっていることだし、ここまで来たらあとはランディングするだけ。

 

2年半前に完成したD滑走路を横目に、A滑走路、34Lにランディング……と思いきや、あとちょっとでギアが接地するかというところで、いきなり機首が上がりエンジン音がけたたましく鳴り始めたのです。

 

およよよよよよおおと心の中で叫ぶも、窓に映る羽田1タミはどんどん遠くなっていく。

もう茫然です。僕はこれからどこへ連れていかれるのか。コクピット内にハイジャック犯が押し入って、北朝鮮に行けとでも言われたのだろうか。

 

ゴー・アラウンドから程なくしてCAさんから「着陸を取りやめた。詳しいことが分かり次第お知らせする」という旨のアナウンスが。

 

そのCAのアナウンスから数分後、機長から直接

「滑走路上に障害物を発見したため離陸を取りやめた。着陸をやり直すが予定の到着時間から15分ほど遅れる」との説明がありました。

結局、その障害物というのはなんだったのでしょう。当機の前に着陸した機体が誘導路に退避するのが遅れたのか、離陸待機している機体が何らかの原因で滑走路上に出てしまったのか(それならベタ記事でもニュースになるだろうが)。それとも航空機とは違う別の何かなのか。

 

 

それはともかくとして、下の地図をご覧いただければおわかりの通り、ゴー・アラウンド後、南に旋回してまた房総半島上空に戻って着陸をやり直しています。

 

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また大きく揺れるんです。

「もうこんな大揺れはこりごりだ」と思っていたのですが、まさかその直後にまた遭遇することになろうとは。

 

とはいえ、さすがに2回目なので慣れたといえば慣れたのですが。。

 

 

2回目の着陸は難なくクリア。結局予定より30分遅れで羽田空港に到着しました。

 

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ゴー・アラウンド自体はそう珍しいことではなく、年に100回ほど搭乗しているというある人は、「100回のうち10回はゴー・アラウンドしている気がする」と語っているほどです(僕の感覚としては、もうちょっと低い割合なのではと思いますが。まあでも所詮は通算20往復です)。

実際にyoutubeでゴー・アラウンドに関する動画を検索すると、結構多くヒットします。外で見ている側にしてみれば、「おーおー、ゴーアラウンドしよるわー!」と、動画の1つでも録画したくなってしまいます。

 

そして、今回のような障害物との衝突回避にしろ、強風による着陸失敗を防止するにしろ、危機回避のために行う動作であるので、パイロットの方には「よくぞ危険を察知してくれた!」と拍手と抱擁で称えたい気分にもなります(当の本人たちにしてみれば、もしかすると屁でもないことかもしれません)。

 

しかしながら、やはり「当然着陸するもの」と思っていた機体が突然轟音と共に急上昇するのを身をもって体験するのは、やはり怖い。

 

 

 

余談ですが、スターフライヤーでのFUKHNDは初めてで(逆は何度かある)、その他は毎回ANAを使っているため、1タミ到着は初めてでした。

ANAが使用している羽田2タミは到着と出発の動線が、PBB使う限りでは完全に分離されていますし(羽田でのタラップ乗降は経験無いのでよくわかりません)、地元の福岡空港でも3タミ到着以外は分離しているため、羽田1タミの、出発ゲートラウンジを通って到着口に行くというのは、なかなか新鮮でした。

公立中学校の生徒会って、中間管理職的だったよねっていう話。

少なくとも僕が通っていた中学校はそんな感じだったかと。

 

先週発売のAERA(1月28日号)に掲載された記事を読んで、自分にも思い当たるふしがあるなとドキリとしました。

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「『指導死』親の会」世話人 大貫隆志さん 「中間管理職」にされた子 自責の念から自死」

私の次男・陵平は中学2年生だった2000年9月の夜、自宅マンションから飛び降りました。前日、学校でお菓子を食べ、ライターを持っていたため、放課後に他の8人の生徒と一緒に、12人の先生から1時間半、指導を受けました。先生たちからは他の食べた生徒の名前を挙げるよう迫られ、今後、学級や学年にどう貢献するかを、反省文に書くように指示されました。

(中略)

 先生が子どもを中間管理職的に使う例は数多く起きています。陵平も学級委員、生徒会役員、放送部の部長を務め、ニックネームも「リーダー」でした。そんな自分が決まりを破り自責の念を募らせていたところに、担任の先生から母親に電話があり、翌週にみんなの前で「決意表明」をさせられると知りました。その後の40分で反省文と遺書を書き、飛び降りました。陵平の死後、担任は「片腕を失ったようです」と言いました。

(AERA 2013年1月28日号)

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僕は公立中学校で、陸上部の副キャプテンと生徒会執行部の書記を兼務していた時期がありました。偶然にも、陸上部の顧問と生徒会担当の教員が同じ人でした。

 

中学2年の冬、クラスメイトが掃除時間中に掃除をさぼって遊んでいたところをその教員が見つけた。彼はその生徒への注意もそこそこに、そのそばで黙々と掃除をしていた僕を呼びつけ、皆の前で「お前は生徒会役員なんだから、ちゃんと皆に掃除をするよう注意しないといけないんじゃないか」と怒鳴った。

僕は箒片手にその場で頭を下げつつも、どうして自分だけ怒られなければならないのだ、しかも自分はちゃんとやっていたのにとはらわた煮えくり返っていたわけですが、小心者の僕は彼に対して反抗することができませんでした。

部活の顧問でもあり、新人戦県大会に出場できるまで育ててもらった彼に刃向かうなど、到底できなかったのです。

彼はそのことを見透かしていたのかもしれません。こいつなら自分の言うことを聞いてくれるだろう、そう思っていたのかもしれません。

 

しかし僕は生徒会役員である一方で、ごく普通の中学生でもあったのです。ただでさえ、一般の生徒からは「生徒会なんて教師の犬だ」と思われるふしが当時ありました。そのうえ、先生に言われたとおり「模範生徒」として一般の生徒の振る舞いを注意するようになれば、クラスから浮いた存在になるのは目に見えています。というか、僕やその他生徒会役員の一員について陰でいろいろ言われていたことくらい、気づいていました。

 

そんな立場に立たされる生徒会役員の生徒たちを、先生たちは守ってくれなかった。

クラスメイトをはじめとする生徒たちからは「教師の手先」として扱われ、教員たちからは「生徒指導の末端機関」のような存在であったように、今は思っています。

 

もちろん、「生徒会役員に立候補するには、そういう立場に立たされる覚悟は必要だ」というのも一理あるかもしれません。

ただ、そうなると、生徒会の存在意義ってなんなんでしょうかね。

 

って、中学生の時もやもやしながら考えていたなあと、AERAの記事を読みながら懐かしく思いましたというお話でした。

懐かしい思い出です。良い思い出とは到底思えませんが。

スターフライヤーの福岡―関空線って、需要あんのか?

Reading on Aviation Wire - スターフライヤー、夏ダイヤで羽田-福岡など増便 下期に福岡-関空新設 http://www.aviationwire.jp/archives/14646

 

福岡―関空線って、今更スターフライヤーが就航して大丈夫なんですかね?

1月27日時点でこの区間を飛ばしているのって、ANAとピーチくらいなんですが、需要があるかといえば、ちょっと微妙なところではないかと思うのです。

 

福岡人の感覚として、大阪までどうやって行くかと考えた時に、真っ先に思い浮かぶのが、新幹線。その次に高速バス。飛行機という選択肢はなかなか出てこないものです。

たとえ飛行機で行くにしても、関空よりは、より都心に近い伊丹を選択するんじゃないかなと。

大阪市街までの時間は伊丹よりかかるかもしれないが、低価格のピーチに乗って安価で移動したいという需要もあるのは確かです。

 

(伊丹よりも)都心から遠い空港に、他社(ピーチ)よりも高い運賃水準で飛ばすメリットが、正直思い当たらないのが今の感想です。

もちろん、スタフラは新興航空会社でありながらLCCではありませんで、サービス面ではLCCとは一線を画しております。しかし、そういった充実したサービスを求めるのであれば、素直にJALANAで伊丹に行ったほうがいいと思うんですよねえ。

LCCよりは高いサービスを受けたいけれども、JALANA(JALは福岡―関空線を開設していないので、ここではANA)よりは安い運賃で“関空に”行きたい」

という隙間需要を狙わないと難しいわけです。

 

それでもなぜ敢えて福岡―関空線を飛ばすのか。

恐らく誰もが思い浮かぶのが「関西発着の国際線との乗り継ぎ」でしょう。

しかしながら、曲りなりにも福岡は国際線ターミナルビルを持つ空港。国際線の乗降客数でいえば、国内空港では、成田・関西・中部・羽田に次いで多いのであります。

 

感覚でものを言ってしまって恐縮ですが、たぶんアジア路線は福岡でも比較的カバーできる。それ以外だったらいっそ成田に行ったほうがいいのでは?と思ってしまいます(首都圏空港のハブ問題に関しては思うところがあるのですが、いろいろややこしい話なのでまた後日)。

ここら辺は、各空港の路線開設状況を丁寧に見ていく必要がありますね。面倒なのでやりませんが。

始めました。

始めました。

 

長年「ブログでもやるか書くネタはいっぱいあるし。でもどうせ長続きしないだろうしなー。うーんどうしよう」と思い悩み続けたのですが、就職活動も卒業論文も終わり、時間も(今は)たっぷりあるもので、ついに。

 

主として交通・児童福祉に関する話が多かろうと思われます。

よろしくお願いします。